子どもにつられていませんか?【癇癪を起したわが子の対応に必要な2つのこと】
みなさん、こんにちは!
今回は、子どものが癇癪を起こしたときにどうしたらいいのか、について考えてみたいと思います。
子どもが癇癪を起したとき、みなさんはどう対応されていますか?
家ではもちろんのこと、ショッピングモール、スーパー、車内、本当にどこでも起こりえますし、公共性が高い場所で起こってしまうと周りの目も気になって、本当に辛いです。
ネット上などで紹介されている対処法で、
原因を探す ⇒ それに対して共感を示す ⇒ 解決策を伝える
といったものが多いと思います。
確かにそうなのかもしれませんが、実際には、本当に癇癪を起こした状態の子どもにあれこれ言っても、ほとんど意味がないというのが私の実感でした。
あれこれ考えて対応してみるけれど、伝わらず、どうしていいかわからなくなって、怒りやもどかしさから子どもにきつくあたってしまう…
といった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は私自身の経験もふまえて、
【癇癪を起したわが子の対応に必要な2つのこと】
をお伝えしたいと思います。
今、わが子の癇癪対応にお悩みの方は、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
ぜひ最後までお付き合いください。
①親こそ冷静に余裕を持って
子どもの癇癪にうまく対応するためには、親が冷静さ落ち着きを保つことが大前提です。
そのために、あらかじめ自身を落ち着かせるための動作を決めておく事が有効です。
親も癇癪を起こしているわが子を目の前にすると、やはり動揺します。最初は、冷静に対応しようとしますが、次第に思い通りにいかない怒りやイライラ、自分も困っているのだという感情を、子どもにぶつけてしまったりします。
これでは子どもと同じになってしまいます。
そうならないために、まずは自分自身の感情を落ち着かせることにフォーカスしてください。
そして、怒りやイライラを感じたら、
深呼吸をする
数秒間目を閉じる
など、あらかじめ決めておいた自分が落ち着くための動作で、まずは自分の感情と向き合って整理することがとても重要です。
②何かしてあげようと思わず、見守る
ネットで調べた対応策などいろいろな情報にふれると、あれこれと考えながら対応してしまいます。
実際に私もそういった情報をもとに対応していましたが、一生懸命伝えようと話せば話すほどひどくなったり、少しでも落ち着かせるために何かできないかと、背中をさすろうとするともっとひどくなったりといったことが多かったです。
癇癪中は特別な状況で、何もできないし、しないと割り切ったほうが良いです。
ただただ、その瞬間の子どもの怒りやもどかしさに共感することだけに集中してください。
先のことは考えないし、何かしてあげようと思わない!
子どもの感情に共感する声を少しかけながら、ただ寄り添って見守って、落ち着くのを待つのみです!
【まとめ】
癇癪中は、子どもの中で思い通りにならない怒りやもどかしさが溢れ、気持ちのコントロールを失っている状態です。
実際、どんな言葉をかけても聞こえていない、といった感じではないでしょうか。
無理に何かを伝えようとしても効果はありませんし、思い通りにいかないことに親も感情を乱してしまいがちです。
まず、パパ・ママから一息ついて、冷静さと落ち着きを保ちしましょう。
これができなければ絶対にうまくはいきません。
そのあとは、何かしてあげようとせず、ただその瞬間の子どもの怒りやもどかしさの感情にだけフォーカスします。共感しながら、子どもが自身の感情に整理をつけるのを待ってあげてください。
落ち着いてきたら背中をさすってあげたり、優しい口調で解決策を話し合ってみると子どもにもきっと伝わると思います!
「冷静に余裕を持って、待つ!」
言葉では簡単ですが、もしかしたら親にとって一番難しいことかもしれません…
心がけたいですね!